魂を奏でる楽士
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静岡県立大学CEGLOSではドキュメンタリー映画『グリオ』をオンライン上映します。
ジャズトランぺッターでもある監督が、セネガルの世襲楽士グリオとともに新たな音楽表現をひらきつつ、彼らの歴史と現在を美しい音と映像で描き出します。
上映後にはフォルカー・ゲッツェ監督を迎え、CEGLOS研究員で音楽人類学者である米野みちよ教授とともにトークイベントを開催します。ぜひご参加ください。
フォルカー・ゲッツェ(Volker Goetze)
アーティスト、映像作家、作曲家、トランペット奏者。ニューヨーク芸術基金(米国)でパネリストも務める。オーケストラなど大編成を含むジャズ演奏やアルバムをリリースする他、長編ドキュメンタリー映画を制作。また、NY市ハート島などを舞台に、VRを始めとするマルチメディアと音を融合させた総合芸術作品群を制作する。グリオであるアブライ・シソコ氏との共演では、iTunes フランスのワールド・ミュージック・アルバム部門で1位を収め、米国PRI(パブリック・ラジオ・インターナショナル)など、欧米各国より各賞を受賞。最新作はコラやフラメンコギターと共演したアルバム『フラメンコラ』。[www.volkergoetze.com]
米野みちよ(よねの・みちよ)
静岡県立大学国際関係学部教授。音楽人類学者・移民研究者。23年間フィリピンに在住し、フィリピンの音楽文化・人々・社会の研究に従事。特に、先住民や移民など、マイノリティの人々の国家や近代性とのかかわりかたを、彼らの音楽活動などを通して、調査。フィリピン大学准教授、東京大学准教授を経て、現職。共編著書にUnsilent Strangers: Music, Minorities,
Coexistence, Japan (2023)など。
司会・ファシリテーター: 冨澤かな(静岡県立大学CEGLOS)・森一淑(『グリオ』日本語字幕作成者)
主催: 静岡県立大学グローバル・スタディーズ研究センター(CEGLOS)
問い合わせ: 冨澤かな t-kana@u-shizuoka-ken.ac.jp